Ricoh XR500

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　public single lens reflex camera in 70s`

　リコーが作ったＫマウントの１眼レフＸＲ１の廉価版カメラです。ＴＶコマーシャルで「サンキュッパ」とやっていたカメラです。Ｋマウントのレンズは持っていないので、マウントアダプターＫを使ってＭ４２レンズを付けてみました（写真に写っているのは）。チョット見では分かりませんが軍艦や底の部分はプラスティック製です。そのため、ペンタックスＳＬに比べてかなり軽量です。ただし、シャッタースピードのダイヤルなどは一見してプラスティックで、かなりチープな印象です。シャッタースピードもＢ、１／８〜１／５００となっています。清掃して、文字に色をさして、注油しました。セルフタイマーのレバーが壊れていたので自作しました。露出計も動いていましたが接触が悪いらしく実用になりませんでした。それでも申し訳ないほど安かったのでラッキーでした。
　真っ黒けでつまらないので革を貼り替えてみました（カメラ修理の迷宮参照）。
　使用したレンズのせいもあるのでしょうが、ファインダーが暗くてとてもピント合わせがしにくいカメラです。使っていて疲れます。巻き上げはとっても軽くて安物カメラと思えない感触ですが・・ちょっと使いつづけるのはつらいですね。

正面から見るとペンタ部分が角張っていて 最近のプレスティック1眼のヌルリとしたデザイン を見なれた目には新鮮です。インダスター50-2 をとり付けてみました。	ダイヤルはとても安っぽい作りです。自作のシボは なんだかミカンの表面のようです。セルフタイマー の金具は自作です。写真ではかっこ良く見えますね。 実物は・・・そうでもない
上から見てもしっかりリコーの文字が読み取れる。 意図してこういう作りになっているのでしょうか？	安物1眼レフたったんでしょうが、いいデザインです 金属で作れなかったところは残念ですが、安物と駄物 はイコールでないことが分かります。
ペンタックスのスーパータクマーをつけると こんな感じ	軍艦はプラスティックですが質感は良好
	Super-Takumar 55mm,f1.8をつけて写真を撮ってみました。レンズ前玉に細かい傷があるレンズですが、色合いなどは問題なくてピントさえ合えばとてもいい写真でした。たた、ファインダーがとても見にくくてピントあわせがやりにくいため（腕が悪いため？）半分くらいはピントがかなり甘い写真になってしまいました。

1978, 35mm single lens reflex camera with built-in light meter (TTL)
K-mount bayonet
Ricoh co. ,Japan
Shutter B,1/8-1/500,metal focal plane shutter
540g, (body)

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