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巻き上げは2ストローク式。トップカバー部分の”Ｒ”と”Ｓ”の切り
替えは、ロールフィルムとシートフィルムの切り替え。通常の120フィルムで使用する際は”Ｒ”にしておく。空シャッターは”Ｓ”にしないと切れません。トップカバーに”120”と”220”の切り替えがあります。フィルム圧板も”120”と”220”で切り替える必要があります。
1969年10月発売。
Fujica G690BL
2008,12
初めて中古カメラ店で見た時は、ディスプレイ用の置物か？と思いました。とにかくでかい。中判カメラでありながら形も操作も普通のレンジファインダーカメラとほとんど同じです。ただ、大きさと重さだけはかなりのものです。今回、程度の良いジャンクで入手できました。分解して清掃＆注油。レンズもきれいにお掃除してさっそく試写してみました。
おもにプロが集合写真用などに使っていたそうです。私も子供のころこのカメラで集合写真を撮ってもらったことがあるかもしれません。
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6x9判レンジファインダー式カメラ。レンズ交換式ですが私のところには、FUJINON S 100mm F=3.5しかありません。レンズシャッター (B. 1〜1/500)はプロ用の集合写真などに使われたということを考えると、無理に高速シャッターをつける必要はなかったのかなあ？と思います。
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 最初の試写。さすがに6Ｘ9です。撮影は東京ですが遠くに富士山が映っています（クリックで拡大）。 |
 室内でストロボ撮影。 |
 透明感のある写りです。 |
 銀杏の落ち葉。 |
 鳩にピントを合わせて。寒そうです。 |
大変大きなカメラではありますが、操作性はよく重さにさえ我慢すればスナップなどにも使えるでしょう。私も背中にしょって自転車で写真を撮りに出かけました。プロ用のカメラですので使い込まれたものが多いようです。