Yashica Diary

2002,12

 渡辺さんからいただいたカメラのうちの1台です。黒いボディーの左肩に ”Diary” の文字が入っています。名前からも分かるように日付が入れられるようになっています。距離合わせはゾーンフォーカスで、ストロボ付きというところはコニカC35EFやフラッシュフジカにそっくりです。完全にEEのカメラですから距離合わせだけで写真をとることができます。ファインダー内に絞り値が表示されますがシャッタースピードは表示されません。ビュッカーさんのサイトによればシャッタースピードは1/60〜1/360ということです。ネット上にもほとんど情報がないカメラです。軍艦はなるほどプラスティックになってしまっていますからちょっとチープですね。しかしながら。黒ずくめに革張りのスタイルは今では見られないクラシックな雰囲気があります。ボディーの方は金属製です。ストロボが普段は収納されている(キャノンデートルクスA35と同じですね)ため、ストロボ窓がデザインを破綻させることがなく、また、全体の雰囲気をより古い時代のカメラに似せています。

 軍艦中央のストロボチャージのランプが付かなかったのでジャンクカメラから電球を移植しました。これで機能的には完動です。大きさも手にすっぽり入る心地よいサイズです。

ストロボ部分は前方に飛び出しているのが気に入らないが、なかなかしぶくて良い面構えです。

ストロボが飛び出すとこんな感じ

ストロボ発光OKのランプが切れていた。ジャンクの電球を移植すると元気に点灯

暗いところではシャッターがロックされてしまいます(2003,1月)

やわらかめな描写です

ゾーンフォーカスですがピントが合うとなかなかです

明るいところが飛んでしまっていますね

逆に極端に明るい方がちょっと描写が悪いかな?

北海道の街中ではこういう倉庫をよく見かけます

川。手前の足跡は何でしょう?

暗いところが得意なようです

 

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