Mamiya Super Delux

2008,02

　このカメラも、朝日ソノラマのカメラ本「セミクラシックカメラ」で知りました。とても大きくて、ケースに入っている状態だと1眼レフト間違えてしまいそうなくらいです。重さもかなりあります。1964年の発売ですから東京オリンピックのあった年ですね。これはｆ1.7で安く購入できましたが、ｆ1.5は今でも結構お値段がするようです。どうもこの手の、外見が真四角で面白みのないカメラは人気がないようです。

　珍しく基本的に不具合はなかったのでそのまま試写しました。

 1964年発売。レンジファインダーカメラ。大口径のレンズはストロボが一般的になる前のカメラの一つの究極の進化形といえるかもしれない。

露出はＣｄＳ式で水銀電池を使う。ファインダー内の針を見て露出を決定する。無骨で真四角なデザインはいかにもマミヤらしい。

レンズはMAMIYA-SEKOR　48ｍｍ　ｆ1.7。現在のズームレンズからは考えられない明るいレンズです。

　

内蔵の露出計の指示通りで撮影

フィルムなどの要素もあるので何とも言えないが、50年近くも前のカメラとは思えない発色です。

　

ＨＯＭＥ