SEM Babyjoy
2009,02
比較的珍しいフランス製のカメラです。国内のオークションで入手しました。出品された方の説明によると、海外からわざわざ取り寄せたものの、シャッターが壊れていて切れない、ということでした。外観はかなりくたびれていました。シャッターはどうも油が出て貼りついているようです。ダイカスト製のしっかりとしたカメラですが、大変小さくできています。このセムのシリーズはいろいろあるようですが、これは一番簡単な部類でばらして調べてみるとエバーレディーシャッターです。絞りもお日さまマークです。
幸い完全分解することができ、復調しました。調子に乗って革とボディーを再塗装しましたので、本来のフランスのおしゃれなカメラという感じは失われてどちらかというとイタリアっぽい印象になってしまいました（笑）。
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セム（Société
des Etablissements Modernes）製ピント目測式. 製造は1959年らしい。デザインはいかにもフランス製というこじゃれた感じ。ケースを含めてもかなり小さい。 シャッターはエバーレディーですからいくらでも切れます。前面のレンズ横にあって一見シャッターボタンのように見えるのは巻き止め解除ボタンです（フィルムが入っていない状態では解除にならない。巻き戻しの際は側面のボタンを引き出してひねってロックする。 ネット上にもあまり情報がないカメラです。セム関連の参考サイトはこちら⇒http://www.collection-appareils.fr/sem/html/sem_babyjoy.php |
 最初の試写。シャッターが遅いためほとんど露出オーバーで失敗（2009,1月）。 |
 フィルム2本目十分に絞り込んで（2009.2月） |
上野にて |
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小さくてかわいいカメラです。シャッター単速ですので」、ISO100でもかなり絞らないといけません。
