Koniflex
(初期型)
2002、1
これも親類からのいただきものです。私は知りませんでしたが、状態のよいものは大変高価だそうです。知らなかったので自分で開けてしまいました(笑)。最初、シャッターが粘っていましたが、清掃と注油で復調しました。カウンターの自動復元の調子が少し悪いものの、ひとまずは実用可能となりました。レンズは大変いい状態で保存されていました。 小西六が作った2眼レフカメラでです。前板繰り出し自動巻き止め式。発売は1952年。この後、54年に後期型が発売されたそうです。比べては申し訳ないのですがプリモフレックス(元がジャンクだからオリジナルの状態ではないけれど)に比べて精密感が段違いです。ファインダーの見やすさも格段に違います。
いわゆる巻き上げるとシャッターがチャージされたりする機構はありませんが、赤窓式よりちょっと高級なカメラですね。
レンズは85mmという変わった焦点距離です。フィルム室に植毛紙を張って内面反射対策をして、さっそく試写をしてみました。
側面の革は張り直してあります。∞まで一段繰り出さないとシャッターが切れない不思議な仕掛け。上ブタの中央を跳ねあげると透過式ファインダーになります。 |
巻き上げノブの中央の金属板は塗装が剥げていたのでコーヒーブラウンに再塗装しました |
コンデンサーレンズが入っているので明るくて見やすい |
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正面の赤いボタンが何か分かりませんでしたが、これはセルフタイマーでした。これをおしながらシャッターをチャージするとセルフになります。 |
説明文より 「コニフレックス」には特に肉眼の視野に近い |
コニフレックスの情報はコニカのページに ⇒ information about this camera is here
⇒ another type is here
Koniflex
Konisiroku
photo Ind.co.LTD
6x6 format
2lens flex camera
Lens :Hexanon 85mm f3.5
Shutter :Seikosha-Rapid B,1〜1/400
1952