Fed Ⅱ　　a camera from USSR

　御存知ロシア製（正しくはソビエト）のライカコピーです.ライカだけは買うまいと思っていますが，ライカテイストは味わってみたいという誘惑もあり，購入しました。ソビエトものは当たりはずれが大きいとか、工作精度が悪いと言われていますので期待していませんでしたが、どうしてしっかり写ります．
　精密感も(ライカは触ったことがないので比べようもありませんが)そこそこあります.ヘリコイドはちょっとごりごりしますけど。ソビエトではどんな人たちがこのカメラを使っていたのか?興味のあるところです．高級品という感じではありません．聞いたところではフェドは国内向けに作られていたという話ですけれど。ケースがいかにも「おっさんのカメラ」というデザインです．いろいろなレンズをつけて楽しんでみたいと思います。わたしのぼろカメラの中では数少ない堅実なカメラです。今思うと値段も結構したなあ・・・
　レンズはカメラについてきたものでインダスター26-M、ｆ2.6、50mmでした。ソビエトレンズは時代によってかなりいろいろだという話ですのでそのうち他のレンズも試してみたいものです。

黒く見えますが群青色です「巻き上げてからシャッタースピードを調節する」のが鉄則で守らないと壊れるそうです

ロシアものでも梨地の処理もにきれいです巻き戻しレバーについているのは視度調節のためのレバーです

後姿はそっけない40男のさびしげな背中とでも言いましょうか？fed 1がバルナックライカの完全コピーだったのが、ソビエト的な発想でこれだけの変化をきたしています。

革を貼らずに金属に凹凸をつけて革に見せるというすごいカメラ

　

価格は大衆的ですが、写真の出来は上々（2000.7月）

大沼公園から見た駒ケ岳（2001.8月）

牧場にて

昔はポストって言えばこういうもんでした

　

FED II is a 35mm rangefinder camera
FED II ( second version )
FED machine works (Kharkov,Ukraine,formely USSR)
Shutter:1/25-1/500　no slow speed, with synch, focal plane shutter
Lens: Industar 26M f2.8 50mm (:Leica-type screw mount)
1957-64

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