ダイヤル35

　このカメラは人気がありますね。異形のカメラです。ハーフサイズのゼンマイ巻上げです。私のはもちろんジャンクで入手しましたので、ゼンマイが切れていました。以前、ＬＯＭＯ135のゼンマイ修理のときにお世話になったTIMEKEEPERで質問して、教えていただいて修理しました。なかなか変わったつくりのカメラです。ビュッカーさんのサイトやたかさきさんのサイトを参考に分解することができました。というわけでとりわけ新しいレストアねたはないのです。残念ながら露出計はｃｄＳが劣化していて針の触れが小さいためマニュアルで使っています。

　使ってみるとなかなか楽しいカメラです。ただ、正直マニュアルではファインダー内の露出表示が見えにくくて使いにくいですね。面白いカメラではありますが、まあ、そういうカメラかなあ。

	本などで見ると結構大きい感じですが。ボディーの上下はちょうどCDの一辺と同じくらいです。デザインは21世紀になった今日となっても秀逸だと思います。　材質はキヤノンのデミと同様のアルミ（だと思う）です。ゼンマイを修理して巻き上げるようになりましたけど、いっぱいまで巻き上げても3こま位しか巻き上げてくれません（；泣）。
	ゼンマイモーター部分を分解するとこんな感じです。結構部品が多いですね。Ｅリングははずすときはマイナスドライバーで簡単ですが、入れるときは結構難しいです。
	こんなゼンマイが出てきました。コダックモーターマチック35のときはただグルグル回っているだけだったのですが、このようにするとトルクが一定になる？のだそうです。右の軸に固定する部分が折れていました。恥の部分だけ焼きなました上で、穴あけ加工して直しました。