Beauty super 35　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 pretty little beauty

　初代キャノネットのレストアがうまくいき、ジャンクレストアがおもしろくなってきました。前回ご紹介したキャノンデミＥＥ１７といっしょにジャンク屋から入手しました。こちらのカメラは以前にお店に行ったときにも見かけたのですが、ヘリコイドが固着していたため買わなかっのです。10日ほどしていったときにまだ売れ残っていたのでデミといっしょに連れ帰ってきました。あちらこちら痛んでいて、レストアは本当にたいへんでした。
　ビューティーは今はなきカメラメーカー太陽堂光機株式会社が作ったカメラです。太陽堂光機は２眼レフやスプリングカメラなども作っていたカメラメーカーです。このカメラは1956年にセルフコッキングを取り入れて作った35ｍｍカメラでした。宣伝文を読むとなかなか鼻息があらいですね（2002年6月）。　

	左右ほぼ対象のデザインです。ドイツのブラウン あたりに似ている感じですがどうでしょう？ 巻き戻しノブなどなかなか堂々としています。 ファインダーは何でこんなふうに鏡面加工してある のでしょうか？と不思議に思っていたらＨＩＲＯＡさん が教えてくれました。ファインダー内にフレームを浮 かびあがらせるためだそうです。

ホントに写真が撮れるのかな？と思ったら・・ ヘリコイドを分解したのでピントが心配でしたが大丈夫 でした。

とってもシャープなレンズです

でも、ファインダーはメガネをしているととっても 見にくいのでした

カメラの出来は最高です。腕が追いつきません。

何枚かこういう写真があリました。どこから光が入ったのか？ 裏蓋のロック部分を補強してみましょう。

２００２年６月、お祭りで モノクロの出来からするともっと良いかと思ったんですが・・

昔の灯台のランプ

暗い室内でもなんとか

光線漏れは相変わらず？中央の色調が違っている なんで？

当時の宣伝資料から

beauty super 35
1956,Taiyoudou kouki
Shutter : Copal MX (B,1〜1/300), with selftimer
Lens : Canter f2.8, 45mm,hard coated
\14000 (with case)

HOME